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新園舎のあらまし
戸塚第二幼稚園建替新築工事 設計趣旨 (現代建築研究所)
今回、戸塚第二幼稚園の設計にあたり、最も重点を置いた事は、既存の園舎を訪れた際の 印象を引き継ぐという事でした。園舎は坂道の更に上の高台に建っており、そこからさらに 数段の石段を登り、ようやく、建物の全景が目に飛び込んできます。赤い屋根が園庭を囲む よう、低く横に伸びており、園庭に面した室内もひと目で見て取れ、まるで幼稚園の全てを 一瞬で感じられる、そんな印象を受けました。また、建物は少し可愛らしく、シンボリック でもあり、かつ、どんな使い方にも合わせられる木造の良さが感じられる建物でした。それらを踏襲しながら、新たな時代を体現するような建物をコンセプトに計画しました。
園庭を囲みながら、屋根を低く抑え、かつ、勾配屋根と木造の良さを感じられる、シンプ ルでありながら、目を引く屋根形状としております。
また、室内は園の教育手法であるオープンシステムや、「全ての場所が舞台となる」という創立者のお考えをベースに、極力、間仕切りを無くし、屋根の勾配や木の質感が感じら れる、さらにはどんな活動にも対応できる、懐の深い建物を目指しました。敷地に合わせ、雁行しながら細長く配置されたひと続きの空間は、均質なようで、場所ご とに異なった風景を見せてくれます。
ここに通う子どもたちは、石段を登った瞬間、今日一日のワクワクが溢れ出し、建物に入 っていく、きっとこれまでも、そしてこれからもずっと続いてゆくことを願っています。
今回、戸塚第二幼稚園の設計にあたり、最も重点を置いた事は、既存の園舎を訪れた際の 印象を引き継ぐという事でした。園舎は坂道の更に上の高台に建っており、そこからさらに 数段の石段を登り、ようやく、建物の全景が目に飛び込んできます。赤い屋根が園庭を囲む よう、低く横に伸びており、園庭に面した室内もひと目で見て取れ、まるで幼稚園の全てを 一瞬で感じられる、そんな印象を受けました。また、建物は少し可愛らしく、シンボリック でもあり、かつ、どんな使い方にも合わせられる木造の良さが感じられる建物でした。それらを踏襲しながら、新たな時代を体現するような建物をコンセプトに計画しました。
園庭を囲みながら、屋根を低く抑え、かつ、勾配屋根と木造の良さを感じられる、シンプ ルでありながら、目を引く屋根形状としております。
また、室内は園の教育手法であるオープンシステムや、「全ての場所が舞台となる」という創立者のお考えをベースに、極力、間仕切りを無くし、屋根の勾配や木の質感が感じら れる、さらにはどんな活動にも対応できる、懐の深い建物を目指しました。敷地に合わせ、雁行しながら細長く配置されたひと続きの空間は、均質なようで、場所ご とに異なった風景を見せてくれます。
ここに通う子どもたちは、石段を登った瞬間、今日一日のワクワクが溢れ出し、建物に入 っていく、きっとこれまでも、そしてこれからもずっと続いてゆくことを願っています。